iPhone 5 入荷遅延か、 Foxconn の暴動を考える
23日夜、 iPhone 5 の製造を請け負う Foxconn 太原工場(中国山西省)で
数千人規模の暴動が発生したということです。
また工場の操業を一時停止することも伝えられています。
iPhone 5 の出荷に深刻な影響を与える可能性があります。
Foxconn 社員寮 として掲載された写真(出典:Daily Mail)
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懸念されるチャイナリスク
23日夜、「富士康科技集団(フォックスコン・テクロノジー・グループ)」の
太原工場(中国山西省)で暴動が起きたと報道されています。
暴動の発端と発展
はじめは従業員の個人的争いが暴動に発展したとされていましたが
警備員が従業員を殴打したことが要因ともされています。
Foxconn は従業員に対して軍隊式の管理をしているとされ
そのような環境では、警備員の影響力が強く
警備員による暴力事件が報告されているそうです。
そのような背景があるなか、お互いが衝突している現場と
約2000人とされる従業員の退勤時間とが重なり
彼らの一部が騒ぎに合流するなどして
やがて数千人規模の暴動へと発展したとされています。
暴動の結末
近所に住む住民によると、工場施設以外にもスーパーマーケットや
自動車など複数の施設が襲撃されたとしています。
中国公安により翌24日中に鎮圧されましたが
中国国内の一部メディアは、負傷者が約40名程度
そして死者が約10名という数を報じています。
その結果、工場の操業を停止している状態ということです。
Foxconn の広報担当 によると「操業停止は1日」と発表しています。
一方で、工場の従業員から聞いた話として
「3日程度の工場閉鎖が通知」もあるとされています。
iPhone 5 の製造への影響は避けられない見込みです。
暴動に関する写真
24日朝に撮影された街の様子
iPhone 5 の入手困難に便乗したプレミア価格が
ヤフオクあたりで登場してくるかも知れませんね。。。
予約中の方にとっては、何とも不安な中国情勢です。