FOMAプラスエリアとは何かメリットを考える
公開日:
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最終更新日:2013/10/04
データ通信, 調査報告 FOMAプラスエリア, IIJmio
FOMAプラスエリアは、従来2GHz帯のみのFOMAサービスのエリア拡大のため
追加された800MHz帯のことです。
IIJmioのようなドコモのMNVOデータ通信サービスを使う際に重要なのか
それとも不要なのか調査して記録しておきます。
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FOMAプラスエリアの目的とメリット
FOMAプラスエリアの目的は地方・山間部のエリア拡大
さらに言えば「ドコモはどこでも繋がる」といえる人口カバー率の上昇だと思います。
メリットは、キャンプや旅行の際にもドコモは繋がるということです。
これは今更ながら大きなメリットですね
FOMAプラスエリアの問題点
とても便利そうなFOMAプラスエリアですが残念な点もあります。
- W-CDMAデュアルバンド端末が、国際標準ではなくドコモ独自の仕様であること
- 海外端末は2GHz帯のW-CDMA方式が前提でFOMAプラスエリアに対応していない
これが海外端末を個人輸入した際にFOMAプラスエリアにつながらない理由ですね。
すれ違う思惑
ドコモは国内シェアを奪うべく何としてもFOMAプラスエリアのデュアルバンド端末を望みますが
世界中で販売する端末を日本の、それもドコモ1社のためだけに仕様変更することは
コストもリスクも高くなるため海外企業としても二の足を踏んでしまうでしょう
その結果、現在でもEXPANSYSやNEGRIといった海外携帯ショップで取り扱う端末に
FOMAプラスエリア対応機種が少ないことに繋がっています。
IIJmioでFOMAプラスエリアは使えるのか
確証はありませんが、FOMAプラスエリアしか対応していない地域でも
接続できたというレビューが多数あるため
IIJmioでFOMAプラスエリアは使えるという判断で良いと思います。
しかし、海外端末では800Mhz帯に対応していない端末が多く
いくらIIJmioが対応していても端末が対応していなければ使えないので注意が必要です。